こういう人結構いると思うんですが、金を払うのって苦しいですよね。
自分は昔から金を使うのにものすごい苦しみがあります。
新入社員時代を思い出すと、めっちゃのどが渇いたときに目の前に自販機があったとしても、金を使うのが嫌で我慢したりしてました。
でもこれって考えるとちょっとおかしいんですよね。
自販機を我慢し、大きな苦しみの果に得られるものは120円です。
それぐらい120円が大きいものだと認識している割には、15万円の給料に対しては無頓着なのです。
15万円って、120円の1000倍以上なのですから、貰ったら自販機でジュースを買う1000倍喜ばないとおかしくないですか?
でもそんな事にならず、仮に15万円の給料が120円分減っていたとしても何も思わないと思います。
むしろ自分は給料に対して嫌悪感すら感じていて、給与明細を見て「こんなんアホみたいに振り込んでくるんじゃねえよ」と思っていました。
そんな自分なので、毎年昇給するたびに節約度が増していくような有様でした。
さて、それならお金が溜まって良いではないかと思われるかもしれませんが、実はこの状態は、仕事に対するモチベーションが一切無くなるのです。
長時間拘束されるにもかかわらず、その対価となる賃金を使うことができないということで、結局会社を辞めたのでした。
そして現在無職となったのですが、この収入と支出の価値の誤謬が大きな問題となってます。
意識を支出に偏らせることは、定期収入がある会社員時代なら機能するのですが、無職となると破綻します。
なぜなら、どれだけ節約をしようとも、貯金を食いつぶすという事実は変わらないからです。
無職というのは、実は起業家目線が必要な職業なのです。
120円の出費を缶ジュース一本分憎み、
120円の収入を缶ジュース一本分喜ばなければなりません。
120円の出費を気にするのと同じテンションで、120円の収入に興味を持たなければ、稼ぐチャンスを見過ごすことになります。
しかし、長いこと会社員をやったこともあり、収支の誤謬に苦しんでいます。
いま、私は華々しい無職生活を維持するために、意識を変えなければなりません。
お金は天から与えられるものではなく、自分の手で掴み取るものだと理解しなければなりません。
私は現状クソ甘おちんぽおじさんなので、勝手に金が降ってこねえかなあという気持ちが捨てきれていません。
それどころか心の奥底では、お金は汚いもの、稼ぐのは悪い事というイメージを持っていて、あえてその話題についての思考を止めているのではないかという疑惑もあります。
先日も、YouTubeチャンネルにユーザーがついて、更にコンテンツを拡張したら高確率で良い結果が生まれるという確信を得た瞬間に、無気力になってしまいました。
これも、お金に対するイメージの悪さが原因なのではないかと思っています。
自分の可能性を信じ、自分は発展を続けるのが当たり前であるという感覚を手に入れたとき、私は最強おじさんになるでしょう。
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