声の周波数を分析していた

自分は歌うのが好きな方です。

でも、録音するといまいち鼻につくような鬱陶しい声質だったりするのです。

暇なので、そもそも魅力的な声とはなんなのかを数値的に検証することにしました。

ProQ2というイコライザーをDAW上で使用しながら視覚的に調べました。

私は今まで、腹から出す声だとか、ハリのある声だとか、曖昧な定義の目標に向かって、適当に歌っていましたが、全く筋違いであることに気が付きました。

【良い声の周波数イメージ】

売れているアーティストは、

歌声の周波数が広範囲に分布していることが分かりました。

声帯は基本的に一つの周波数の音しか鳴りません。

上記画像で言うと、声帯の音は500Hzにしかありません。

しかし、それ以外にも様々な周波数に音が分布していることが分かります。

つまり、鼻腔だったり口腔の中で様々な音が発生し混ざり合い、良い声は形成されているのです。

 

ボイトレ論では、〇〇ボイスで歌えだとか、〇〇を共鳴させろだとかそういう言語的なアドバイスが多いですが、声というのは目に見えない部位のコントロールですし、言葉で説明するのは困難だと思います。

だからアドバイスとしては、

「方法は何でも良いから、こういう周波数分布の音を出せ!」

以上のことは言えないのではないかと思います。

2つの解決策

周波数を広範囲に分布させるには自分的に2種類見つけました。

喉仏を下げたオペラ的な発声

しかしこれをするとオペラになってしまうので、私は選択から除外しました。

ささやき声的な音を意識する発声

ささやき声は、声帯の震えがなくても音が鳴っている状態です。

つまり、広範囲の周波数の正体は、まさにこれだと思うのです。

私はこちらの方向性で発声法を考えました。

意識するパラメータ

ささやき声も、様々な方法で音を変えることができます。

ちなみに練習する上で、口腔内はなるべく動かさないほうが良いと思います。

口腔内 舌、を動かすことで「あいうえお」などを表現するわけですが、これは魅力的な歌声とは関係ない部分だからです。

口腔の形状を変えると、周波数の分析がやりづらくなります。

 

ささやき声の音を変えるポイントは3つだと思います。

首の角度

顎を完全に引いた状態から、完全に上を向いた状態まで、首の角度を変化させると喉の空間が変わるため声も変わります。

完全に上を向くと、豊かな低音が出るようになります。

自分的には、顎を引くのが1、上を向くのが4の角度としたら、2の角度が一番良い声が出ました。

喉仏の位置

ボイトレ界には、喉仏を下げると良い論があります。

確かに声量は出たりしますが、周波数を分析したり、実際に録音して聞いてみると、正しい発声が魅力的だとは一概に言えないことが分かると思います。

喉仏は完全に上げると音が出ないので、やはり丁度よい位置があると思います。

正解の位置は分かりません。

ニッコリ歌う

にっこり口角を上げると、音の質が変わります。

多分鼻腔の状態が変わるのだと思います。

鼻腔を意識すれば、別にニッコリしなくても声質は変化させられると思います。

 


 

今の所この3つのパラメータを意識しながら、周波数を見てベストの声を探すのが良いのかなと思っています。

まあそんな感じです。

現状そんな感じです。

ちなみに私はあらゆる方法で声を出して、一番これが不快には思われないだろうなと言う声を発見しました。

でもその声は自分的に憧れる声ではありませんでした。

しかし、これが自分に与えられたものである以上、何に憧れるかより何ができるかで歌う歌を決めても良いのかなと思うようになりました。

 

おわり

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