昔から見続ける悪夢について

私は、数年間同じ内容の悪夢を見続けていた。

実家時代にいた飼い犬に、餌をやり忘れるという夢である。

 

実際に小学2年から、実家を出るまで飼い犬の餌やりを担当していた。

そして、夢の中でその時の情景が作られ、毎回決まって餌やりを忘れたり、やったのか分からなくなって不安になったりして、目を覚ますのだ。

ここ数年で20回ぐらいはそういう夢を見たのではないだろうか。

 

その夢を見るたびに、もう今後はペットとか飼える気がしないなあとか、そういう事を考えていた。

夢は、自分と飼い犬の関係性の問題から来ており、悪夢の原因は自分が飼い犬の世話をしていた事実から来ているのだと思っていたが、

今朝違う説が浮上した。

 

今朝、ある夢を見た。

何故か実家におり、私は鉢に入った小さな植木の世話を担当していた。

植木の世話には自信があったが、ふと「そういえば水をやっただろうか?」という疑問が湧いた瞬間に今手に持っている植木の土が乾いてカラッカラになっていることに気がつく。

土も何故か少なくなっており、植木鉢を振ったらカサカサと音がなる始末であった。

そこで、急いで水をやって土も補充せねば、というところで目が覚めた。

 

起きてすぐに、これは飼い犬に餌をやり忘れる夢と全く性質が同じであることに気がついた。

夢を見ているときのシチュエーションと感情変化が、飼い犬の夢と同じだったのだ。

しかもおかしいのが、夢のくせに異様に情景をはっきりと覚えているということだ。

詳しくは書かないが、植木鉢を持っているときの周りの状況や人物が、どうしていたのかはっきりと説明できる状態であった。

 

そう考えると、この夢は潜在意識が顕在意識にあえて見させている夢だという説が出てきた。

夢を忘れなかったのも、あえて見させていたからだ。

潜在意識的に都合が悪い何らかの状況のときに、決まって同じような夢を数年間何度も見させていたというわけだ。

夢に飼い犬が出てきたのも、現実問題の飼い犬との関係に問題があったわけではなくて、

夢を作る上で、都合の良い象徴だったのだと思う。

 

では、潜在意識的に都合の悪い状況とは何なのだろうか?

今は無職生活をしていて、外部刺激が少ないので検証がしやすい。

実は思い当たる節がある。

最近、前々からやりたかったブラウザゲームのプログラミングを学びだした。

そのことには全く心理的障壁がなく、楽しんでやっていた。

そしてちょうど昨日、自分のYouTubeチャンネルを視聴している人の存在に気が付き、コンテンツの拡充をはかろうと計画をしていた。

そこで多分、行動に対する心理的障壁が起きたのだと思う。

 

私は、怠惰な自分との戦いを17歳の頃から常にしている。

17歳のときに、創作活動に目覚めて自分の人生でやるべきことはこれだと確信したのだが、その後の就職以来自分の思うほどの成果を挙げられずにいた。

そして、無職になった今ですら、思うような活動はできていない。

「やりたいはずなのに行動しない」という自己矛盾を抱え続けていたが、数ヶ月前、YouTubeでゲンさんシリーズという動画を見て、人間には現状維持機能があるということを知った。

これに関しては、思い当たる節が有り図ぎて、納得せざるを得なかった。

スピリチュアルっぽいと食わず嫌いしないで欲しい。

約10年間抱えていた矛盾は、怠惰である現状を維持したい潜在意識と、活動的でありたい顕在意識の戦いの結果であった。

 

潜在意識は言葉を使わず、体感、体調、感情、イメージなどで、顕在意識に言うことを聞かせようとする。

前、投資用のプログラミングをしていたときも、わざわざ夢の中に死んだおばあちゃんを出して、俺にそれを辞めさせようとした事もある。

そういう意味でも、やけに記憶に残っている夢というのは潜在意識の策略である可能性が高い気がするのだ。

なおかつ、活動的になれない矛盾を抱えていた時期と、飼い犬の夢を見ていた時期は重なっているので、関連性があるように思える。

少なくともあの夢見以来、プログラミングから意識がそれてしまっているし、今日はものすごく長時間寝てしまっている。

昨日まで、生き生きとプログラミングを勉強していた状況とは一変してしまっている。

やはり、あの夢は無気力へのトリガーとなっているようだ。

 

ただ、この事実がわかったところでも、あえて無理やりプログラミングを再開することはしない。

そうしたら、もっと手痛い攻撃を潜在意識が食らわしてくるだけなのだ。

ちなみに潜在意識の勉強を始める直前に、背中がいきなり痛くなって3日ほど体を起こせなくなったこともあるし、

状況を良くするために、引っ越し作業を始めた途端に、激しい頭痛に襲われ一週間動けなかったこともある。

勉強して成長することは現状から外れる。

引っ越しすることは現状から外れる。

だから潜在意識の現状維持機能が発動したのだ。

しかも変化が大きいほど強烈な反発が起きて、怠惰な自分を維持するために自分で自分の体をぶっ壊すことを厭わないほどヤバイ。

 

ココからは、潜在意識への説得へ入る。

うまく乗り越えられれば、そのときは最強のおじさんになっているはずだ。

コメント