はぐれメタルの倒し方を教わるより
はぐれメタルを倒すメリットを理解する方が重要だということだな— 小出昆布HD (@koidekonbu49) 2019年5月6日
私は無職なのですが、行動しない無職というのはまさしく無そのものとなってしまいます。
会社員であるならば、ふと休憩している時間や風邪で寝込んだときでも給料が保証されるものですが、無職の休憩とは社会から見れば無そのものなのです。
行動とは、世間で最も尊敬されがちなものです。
ホリエモンにこんな質問を投げかける人を腐るほど見かけます。
「〇〇をしたいと思っているのですが、ホリエモンさんはどう思いますか?」
ホリエモンは
「やればいいじゃん。」
と答えて、終わりというのがいつもの流れです。
一見反論不可能で、痛快な正論に思えますが、私はそうは思いません。
行動を躊躇する人の心理を考えてみましょう。
仮に自販機で手が滑り、100円を落としてしまったとします。
こんなときに、
「100円を拾おうと思うのですが、ホリエモンさんはどう思いますか?」
なんて質問をすることはあり得ないですよね。
黙って、100円を拾うだけです。
なぜわざわざ他人に相談しないかというと、
- 行動するメリット
- 成功率
この2項目が高いことを理解しているからです。
逆に言えば、行動するときに不安になって、他人に相談したいと思っている時点で、
行動するメリットと、成功率を自分で理解できていないということです。
自分の頭の中で、成功ビジョンが見えてないのに行動して成功する確率は極めて低いと思います。
それはあたかも、目をとじてダーツを投げるようなものですが、失敗する確率が0%というわけでもないのが話をややこしくします。
お笑い芸人の一発屋のようなものです。
彼らは目を閉じてダーツを投げて偶然ど真ん中に刺さったようなものなのです。
しかし、彼らがすぐに芸能界から消えるのは、それが単なる運によるもので再現性がないからです。
単純に質問者に行動を促すホリエモンの回答が適切であると思えません。
成功ビジョンのない行動は、単なる空回りでしかないのです。
仮に彼らが成功したとしても、継続はできないでしょう。
行動というのは、成功とメリットを頭の中で確信しているからこそ起こすもので、他人に背中を押してもらってするものではありません。
むしろ、周りに理解されずに止められるぐらいが普通なのだと思います。
しかし止められようと、本人は自分の頭の中に成功ビジョンが明確にあるために行動を止めるはずがありません。
そして自分の頭の中のビジョンと現実とにズレが発生したとき、
そのときに初めて他人に相談するのです。
行動する前から他人に相談している時点であり得ないのです。
行動は、あらゆるものの根幹となり、すべての始まりです。
しかしそれ以上に大切なものは「理解」です。
私は無職ですが、その理解に膨大な時間を注いでいます。
しかし理解する時は近く、その時私は必ず最強おじさんになっています。
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