簡単な解決策は好まれない

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私は無職ですけど、長いこと一部上場企業で働いてたんですよ。

ふと今思い出したことがあるので書いていきます。

 

これはもしかしたら、でっかい組織あるあるなのかも知れませんが、他人に口を出すだけのおじさんがヤバイほどに多いのですよ。

終身雇用で、現役から外れた人にも仕事を与えなければならないので仕方ないのですけどね。

今まで、そういう人たちの要望に自分なりには真摯に対応していたつもりだったのですが、いまいちウケが良くありませんでした。

今になってなんですが、あのおじさんたちは、

「簡単に効果の上がる解決策を望んでいなかった」ということに気が付きました。


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ある時に、仕事が完了するまでの見積もり時間を正確にしたいと、口だけおじさんたちが騒ぎ始めた時がありました。

私は、自分なりに計算式を持っており「これで出せますよ」と伝えましたが、有耶無耶になって立ち消えてしまいました。

どうやらもっと正確な時間を知りたいようでした。

実際のところ、自分の簡単な計算式でも9割ぐらいの正確さはあるし、工程の関係上どうしても空き時間が出たりするので、実務上でその誤差がなにかに影響することはありませんでした。

それを知っていたので自分的には「何が悪いんだろう?」と意味がわからない状態でした。

 

そこで、私は親切なので、更に細かい計算式を作り、あらゆるパターンに対応できるものを、エクセルに入力するだけで算出できるツールを作りました。

私はそれを提出したのですが、いまいち良い反応をされず自然と立ち消えになってしまいました。

自分的にはそれ以上に手を貸せるものがなかったので、後は質問が来た時に適当に答えるのみとなっていました。

その後も、見積もり時間のプロジェクトの関係者(口だけおじさん)は増加し続け、ものすごい頻繁に会議が行われていました。

そのプロジェクトは、私の知る限りその後3年以上続いたものの、全く成果が上がっていませんでした。

その後退職したので、今どうなっているか分かりません。

正直私はその様子を見てドン引きしていました。

あれだけ時間をかけたのにもかかわらず、私が最初に提示した簡単な計算式を超えるようなものすらできていなかったからです。


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私のような現場の人間からすると「問題は解決するもの」という感覚があります。

そして、その解決策は低コストで効果が上がるものほど良いものです。

しかし、その感覚も立場が違えば異なるということです。

 

口だけおじさんからすると「問題は手柄にするもの」という感覚なのだと分かりました。

つまり、簡単に解決策を提示されると、自分の手柄にすることができないのです。

問題解決策は、難しければ難しいほど、自分の手柄が増すことになるのです。

だから、私から見ると、彼らが取り組んでいる数年は何の意味があるのかな?という気持ちになるのですけど、立場も違えば事情があるということなのでした。

 

年功序列とは、成果に報酬を与えるのではなく、所属すること自体に報酬を与える制度です。

やはり、そのような文化のある組織で30年以上も居続けられるような人の感覚は自分には真似できないな、という感じでした。

 

私は、あまりにもそういう文化に長年身を置きすぎたので、そういう文化が移っているところも有りましたが、最近はデトックスが済んできたので、成果を挙げていこうと思います。

おわり💩

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